デカンターレ

伊勢丹会館のイタリア料理屋さんでパンを頼んだところ、かなりヘビーに焼かれたものが出てきた。こういう仕様なのかなと思ったものの、それにしても黒い。苦そうだ。焦げた食品がガン発症と関係あるのかどうかわからないが、それ以前にあまり食べたくなる様相ではない。

店員さんに「いつもこのような焼き方で出すのですか?」と尋ねると、ちょっと申し訳なさそうな表情をしてそのパンを回収し、まもなく、軽く焼かれたパンを供してくれた。なるほど、こっちが正しい仕様なのか、それとも、焦げたように僕が感じるものが普通なのだけれど、それをイヤがるユーザにはより焦げ目の少ないパンを供するのか。

いずれにせよ、フランスパンみたいな形状のパンに改めて焼き色を付けて供するのはあまり好きではない。おいしいパンはそのままが一番おいしいと思うのだけれど。