ヘッドホンと難聴

http://www.earbud.org/

ヘッドホンによる難聴を警告するキャンペーンだそうな。ウォークマンが普及していったときにもこのような動きはあったけれど、最近はあんまり言われなくなったというか、PL法対策的(クレーム対策的「はい、そのことならマニュアルに、こんなに小さい字ではあるけれど、書いてありますよ的)警告しかしなくなってきているように思える。

ポータブルステレオは音楽を聴く機会を劇的に増やしてくれた、革命的発明だと思う。ヘッドホンと再生装置が小さくなることは、技術的発展によって必然的になされえたものなのだろうとは思うけれど、それを使って「歩きながら音楽を聴いちゃおう」という発想が素敵だと思う。

いつでも音楽に触れていたいと言う欲求は、耳を大事にしないとそもそも音楽に触れられなくなっちゃいますよ、という警告と表裏一体というか、そういう種類の物事なんだと思う。

大きな音量で音楽を聴くことはとても楽しい。その楽しさを失わないように気をつけたいものだと思う。