ブロック・パーティ

ミシェル・ゴンドリーの映画だということで、内容もわからぬまま見に行った。渋谷アミューズCQNなる映画館に初訪問。入り口にたどりつくためのエレベータに要する時間が長いことに閉口。上映開始間際にエレベータで時間を取られるのはかなりイヤだろうな。

以下、「ブロック・パーティ」のネタバレ。


主役(?)の男性がどういう肩書きの人なのかもよくわからず、既に名前も忘れてしまった。けれど、ライブを企画、運営していくことの面白さというか、気持ちの充実ぶりのようなものが強く伝わってきてとても面白い。自分でYMOコピーのライブ企画をしたときに感じたものと同じ種類のものなのかもしれないな、と推測したり、勝手に感情移入して楽しんだりした。

すべてのものが愛で回るわけではないのだけれど、愛でものを回すことはこの上なく気持ちよいし、愛で回っているものを見ることもとても心地よいものなのである。

ラップは結構たどたどしいというか、字余りっぽさを感じる部分があったのだけれど、演奏がかっこよくてシビレまくり。どれだけでも聞いていられるように感じた。

終盤のオルガンを使った「自分が大統領になったら」な歌で不覚にも泣けてしまった。ネタとしてはとても単純なのだけれど、意外なまでの単純さゆえにツボにはまってしまったか。