CCCD

SME、CCCDで販売していた105作品をCDで再発売 | スラド (スラッシュドット ジャパン)

CCCDは買わないと決めて、テイトウワのCDを聴けなくて悔しい思いをしたりもしたけれど、いずれ聴くことができるようになるのかもしれない。CCCDがいやだったのはCDを買ったのにリップすることができくて不便に思うこともあったし、何となく売り手側の姿勢が気に入らなかったこともある。後者の意味でいうと、CD屋さんたちがCCCDの販売をやめて、普通のCDで再発売することは、嬉しいというよりは「いい気味」という気持ちが湧く。

でも、音楽を作っている人や、音楽を流通させている人たちに、きちんと対価が支払われて欲しいし、支払わずに音楽を聞いてる人がいるなら何となく不公平に思えたりはする。後者の感覚については、支払わずに聴くための努力を僕はあんまりしていないだけなので、支払わずに聴いている人たちを悪く言うつもりはなくて、支払わずに聴ける流通のさせ方をしている人たちはもっともっと努力するしかないと思う(CCCDはその努力の成果だったのだろうけれど、こういう結果になって残念でした)。

CCCDだったり、iPodへの課金だったりの議論において、「音楽を聴くならお金を払ってください」「お金を払わないなら聴かないでください」という話があまり出てこないように思うのだけれど、僕の気のせいだろうか。そんなことを言うのは逆効果なんだろうか? でもとても大事なことだと思うんだけど。