ローズ・イン・タイドランド
恵比寿ガーデンシネマで観賞。この映画館にくると、あまり行儀のよろしくない、日本語をしゃべらなそうなグループに出くわすことが多い。偶然だろうか。
以下、ネタバレ。
残念ながら、面白いと思わなかった。
序盤、主役の女の子が麻薬を準備しているところは爆笑してしまったが、あとはひたすら退屈してしまい、割と早い段階で「あ、これは苦手な映画かも」と。
主役の女の子の存在感は圧倒的だった。どうでもいいことだけれど、この子の存在感を前提に制作された映画なのか、意図せず制作が進んで、この子の存在感にビックリ、みたいな展開だったのかはちょっと気になる。
独り語りを続ける主人公に強く感情移入してしまった。あぁ、こういうことってあるよあるよ。僕も子供のころにそんなことばかり考えていたし、今でもそういうことが少なくない。「ブラジル」を見たときにはそんな風に思わなかったのに、今になって思い直すと「ブラジル」はそんな映画だったのかと思えたり。年をとって僕に分別がついたからわかるようになったのか。